「Sound of Selene」に向け、打ち合わせをする雪山さん(右)ら実行委員会のメンバー

「Sound of Selene」に向け、打ち合わせをする雪山さん(右)ら実行委員会のメンバー

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極上の音楽が噴き上がる 宇奈月温泉で来月音楽祭

北日本新聞(2022年5月26日)

 「Sound of Selene(サウンド・オブ・セレネ)」と題した音楽祭が6月18日、黒部市宇奈月温泉の市芸術創造センター「セレネ」で開かれる。市内外の有志による初企画。来年のセレネ設立30周年と宇奈月温泉開湯100周年に向け、地域の活性化につなげたい考えだ。

 セレネの運営委員を務める雪山俊隆さん(48)=黒部市宇奈月町浦山=が中心となり、友人・知人ら9人で実行委員会を結成。雪山さんは、住職を務める善巧寺で音楽イベントを開いてきた実績があり、今回の企画を思いついたという。

 キャッチコピーは「極上のポップミュージックが 源泉かけ流しのお湯のように セレネに噴き上がるひととき」。数多くの映画、ドラマの主題歌を手掛けるシンガーソングライターの安藤裕子さんと、キーボーディスト、プロデューサーとして国内外で活躍するKan Sanoさんが出演する。

 セレネ内の美術館やカフェは、チケットを提示すれば割引になる。温泉街にある「ホテル黒部」「やまのは」も音楽祭と連動した特典を用意した。雪山さんは「いい音楽を聴いて温泉に入るのは最高の体験になると思う」と話している。

 詳細は「Sound of Selene」の特設サイトで確認できる。セレネ主催、北日本新聞社後援。

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