加賀市山代温泉で6月4日に3年ぶりに開幕する「菖蒲湯(しょうぶゆ)まつり」で使うショウブの刈り取りは29日、同市上野町の畑で行われた。まつりの中心となる青年団「山代倶楽部(くらぶ)」の部員とOB約30人が1メートルほどに育ったショウブ400キロを収穫した。
祈願式では、青年団の福岡善行会長があいさつ、山代温泉の真言宗薬王院温泉寺の堀井隆栄住職が読経し、今井拓哉祭礼委員長が抱負を述べた。
収穫したショウブは6月3日に6個の俵に詰め、「菖蒲みこし」に積まれる。4日の入湯式で山代温泉古総湯に投げ込まれる。