ＪＲ金沢駅もてなしドーム地下広場（金沢市）で毎週土曜に活動している観光ボランティアガイド「金沢もてなし隊」は１１日、コロナ禍のため２０２０年２月から中止していた金箔（きんぱく）入り加賀棒茶の振る舞いサービスを再開した。観光客らは冷えた一杯で移動の疲れを癒やした。

　リーダーの宮岸佑一さんによると、もてなし隊は２００５年の発足当初から金沢の雰囲気を満喫してもらおうと、加賀棒茶に金箔を散らして提供してきたが、感染症の拡大防止のために休止していた。

　和歌山市から母親と訪れた小学１年生の河端壱成君（６）は「きらきらしてきれいなお茶で、おいしかった」と話した。

　もてなし隊は同日、七夕まつりを始め、会場にササ飾りを置いた。８月４日まで。