長野市戸隠地区で特産のソバの花が見頃を迎えている。戸隠連峰を望む同市戸隠豊岡の農業木村輝松(てるまつ)さん(87)の畑では28日、白い小さな花が満開に。戸隠観光協会によると、地区全体で例年より少し早く見頃を迎えており、あと1週間ほどは楽しめそうだという。
木村さんは約1・4ヘクタールの畑で30年以上前からソバを栽培。5月上旬に種をまき、10日ほど前に花が咲き始めた。霜が降りず、生育は順調といい、「例年より大きく育っていて、おいしいそばができると思う。今年はいいよ」と表情をほころばせた。
7月下旬ごろに収穫する予定。8月にもう一度、ソバの種をまく計画という。