福井県内最多の出荷量がある奥越特産のネギの出荷時期を迎えJA福井県奥越基幹支店は7月12日、大野市堂本の大野営農施設総合センターで目ぞろえ会を開いた。生産者ら約90人が安定した出荷を目指すことを確認した。
奥越産ネギは大野、勝山市の農家149人が15ヘクタールの畑で生産。今年は柔らかく甘みが強い品種「ホワイトスター」のほか「名月一文字」「夏扇4号」の白ネギ、青ネギ、長ネギ合わせて375トンの出荷を目標としている。JA担当者によると生育は順調という。13日から本格的な出荷が始まり、12月ごろまで県内をはじめ関西、中京方面に出荷される。
目ぞろえ会では、市場関係者が全国の出荷状況などを報告した後、同支店の担当者が箱詰めの方法や等級判断の目安などを説明した。