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新収蔵「木曽義仲合戦図屏風」 長野県立歴史館が特別公開

信濃毎日新聞(2022年7月16日)

 県立歴史館(千曲市)は15日、武将木曽義仲が登場する平家物語の場面を描いた江戸初期の屏風(びょうぶ)「木曽義仲合戦図屏風」=写真=を購入したと発表した。江戸時代以前に義仲を主題にした屏風は全国に6作あり、作者がはっきり分かるものはこの1作のみという。24日まで特別公開している。

 縦160・5センチ、横354・4センチ。長谷川派の絵師長谷川信秋の作で、東京都の古美術商から4月に200万円で購入した。

 平家物語の三つの場面を描いており、うち「篠原合戦」は、篠原(石川県加賀市)での平家方との合戦を描く。幼少期の義仲を木曽に逃した恩人、斎藤別当実盛が、敵に侮られないよう髪を黒く染め、平家方の武将として出陣。「首洗い(実盛の最期)」は討ち取られた実盛の首を洗うと髪が白くなり、実盛だと分かる場面だ。馬乗りになって首に刃を押し当てる武者など細かい描写が目を引く。

 笹本正治特別館長は「県民にとって旭将軍義仲(木曽義仲)はなじみ深いが実態はほとんど分かっていない。歴史を身近に感じてもらう上で、(屏風は)大きな意味を持っている」と話している。同館では漫画家の西川かおりさんによる義仲や家臣たちを描いたイラスト展も開いている。

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