長野市の県立美術館で開催中の「ジブリパークとジブリ展」(信濃毎日新聞社など主催)が21日、来場1万人を達成した。長野市南堀の会社員原尚貴さん(36)とめぐみさん(33)、梓紗(あずさ)ちゃん(3)一家が「1万人目」となり松本透館長が記念品を贈った。
同展は愛知県に11月に開園する「ジブリパーク」の全容を紹介。16日に開幕したばかりで水曜休館のため、実質4日間余りでの1万人達成となった。
原さん一家は午前9時半ごろに来場。ホールで美術館職員らの出迎えを受け、めぐみさんは「初めてのことで戸惑ってますが、すごくうれしいです」と驚いていた。
記念品はジブリパークの制作を指揮するアニメ映画監督宮崎吾朗さんが監督を務めた「アーヤと魔女」のキャラクターを描き、宮崎さんの直筆サインも入った色紙。梓紗ちゃんが両手を伸ばして受け取り、尚貴さんは「いやぁすごい。家の良い所に飾りたい」と顔をほころばせた。