じゃんとこい魚津まつりの3年ぶりの開催をPRするポスター

じゃんとこい魚津まつりの3年ぶりの開催をPRするポスター

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ポスター雰囲気盛り上げ じゃんとこい魚津まつり

北日本新聞(2022年7月27日)

 8月5~7日に魚津市中心部で開かれる第53回じゃんとこい魚津まつりを前に、同市出身アーティストの関口彩さんらがデザインした宣伝ポスターが3年ぶりの開催に向け雰囲気を盛り上げている。市制施行70周年を記念して海上花火大会を2日連続で打ち上げるなど、市民が魚津の夏を満喫できるよう趣向を凝らした企画が繰り広げられる。

 関口さんが手がけた絵を中心にしたポスターは、青色を基調とした海や山を背景に、たてもんや花火が輝く風景が描かれている。6月下旬から市内外の企業や店舗、観光施設などに掲示。過去は写真素材をベースにするケースが多かっただけに、従来とは異なるデザインが通行人らの目を引いている。

 まつりは新型コロナウイルス感染拡大に伴い、2019年の第50回以来の開催となる。市制70周年の節目と重なり、まつり実行委員会は特別企画を盛り込む。海上花火大会は5日に音楽花火を新設し、6日と合わせて計5千発が夜空を彩る。これまで最終日だったせり込み蝶六踊り街流しを初日に移し、会場はたてもん祭りエリアに近い通りに変更する。

 6日には、魚津おさかなランド横で和紙製ランタン約500個を夜空に上げるイベントを初めて企画。事前応募は数日で定員に達する人気ぶりで、当日はランタンと花火が共演する。

 実行委は「各企画を盛り上げ、一体感のある行事にしたい。市民には久しぶりの夏祭りを楽しみにしてほしい」とPRしている。まつりは北日本新聞社共催。

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