県内は22日、高気圧に緩やかに覆われて晴れ、30観測地点のうち飯山、飯田市南信濃など18地点で最高気温30度以上の真夏日となった。須坂市穀町の田中本家博物館では、鮮やかな青が特徴のアサガオ「ヘブンリーブルー」が咲き始めた。日差しに映え、訪れた人の目を楽しませていた。
同館では1995年ごろから栽培。館長の田中新十郎さん(47)によると5月に種をまき、8月中旬に開花した。「朝晩が少し涼しくなったここ数日でにぎやかになってきた」。最盛期は9月半ばの見込みで千輪以上咲き誇り、同月末まで楽しめそうだ。
長野地方気象台によると、23日も県内は高気圧に緩やかに覆われ、午後は寒冷前線が北日本を通過する見込み。曇り時々晴れで、午後は雨や雷雨となる所がある。