長野市と大町市、小川村でつくるオリンピック白馬ルート地域振興協議会は10月30日まで、各市村にある3カ所の道の駅を巡る「おやきの里めぐりデジタルスタンプラリー2022」を実施している。3カ所で「電子スタンプ」を集めると、各市村の対象店舗でおやきを二つもらえる。
協議会事務局の小川村によると、2019年までは例年、一堂に会しておやきを販売する催しを開いていたが、新型コロナの流行で開けず、観光の広域化を目指して昨年初めて同様のスタンプラリーを行った。
中条(長野市)、ぽかぽかランド美麻(大町市)、おがわ(小川村)の各道の駅にあるQRコードをスマートフォンで読み取り、電子スタンプを集める。3カ所全てで集めると、対象の6店舗でおやき二つと交換できる。
このうちの1店で長野市中条日下野(くさがの)の宿泊施設「やきもち家」は、いろりで焼くおやきが売り。施設スタッフの池田圭志さん(50)は「同じ郷土料理だが蒸しや焼きなど違いがあって面白い。やきもち家では、さくっと香ばしい食感と具だくさんのおやきを食べてほしい」とPRしている。
他の対象店舗は大町市美麻の「おやき処猪乃源(いのげん)」、小川村高府の「小川の庄おやき村」など。