「富山チンドンフェスティバル2022」が24日、富山市中心部などで始まった。同市の春の恒例行事「全日本チンドンコンクール」が新型コロナウイルスの影響で2020年から3年連続で中止されたことを受け、代替イベントとして開催。全国のチンドンマンがにぎやかなパフォーマンスでまちなかを盛り上げた。25日まで。
「富山まつり」に合わせ、市と富山商工会議所でつくる全日本チンドンコンクール実行委員会が企画。東京と九州の14チームが市中心部の中央通りや総曲輪通りを練り歩いたほか、グランドプラザ(同市総曲輪)とファボーレ(同市婦中町下轡田)で華やかなステージを披露した。25日も同様のプログラムを予定する。
福岡県のグループ「こんぺい党」の川端智代満(ちよみ)代表(48)は「富山に来ることが全国のチンドンマンのステータス。温かい拍手がうれしくて泣きそうになった。これまでの思いを精いっぱい表現したい」と3年ぶりに出演する喜びをかみしめた。
11月5、6の両日には、同市のにぎわい創出イベント「まちめぐりとやま」に合わせて再び開催する。北日本新聞社後援。