しなの鉄道(上田市)は11月6日、観光列車「ろくもん」でマツタケのコース料理と夜景を楽しむツアーを開く。昨年好評だったため今年も企画し、「県内外の人に楽しんでほしい」としている。
ご飯や土瓶蒸し、天ぷらなどを提供し、料理に合わせた地元の日本酒やワインが付くプラン「松茸コース料理」(税込み3万4800円)と、マツタケのすき焼き弁当に日本酒が付くプラン(同1万4800円)がある。
料理を手がける上田市別所温泉の懐石料理店「松籟(しょうらい)亭」の甲田謙介社長(42)は「ろくもんの情緒を感じながらマツタケや地酒を味わえる。ぜいたくで優雅な時間を過ごしてもらえるよう、良い料理を作りたい」と意気込む。
午後5時7分に上田駅を出発。JR篠ノ井線姨捨駅で夜景やバイオリンの生演奏などを楽しみ、同8時15分に長野駅に着く。コース料理は25人、弁当は12人まで。予約は同社予約センター(電話0268・29・0069)で受け付けている。