松代城跡を出発する武者行列

松代城跡を出発する武者行列

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華やかな武者行列 長野市松代町で「真田十万石まつり」 4年ぶり

信濃毎日新聞(2022年10月10日)

 長野市松代町で8、9日、「第67回松代藩真田十万石まつり」が開かれた。9日は、戦国武将真田信之が初代松代藩主となって今年で400年となるのを記念した武者行列があった。歴代藩主10人に扮(ふん)した人ら約200人による行列が街中を練り歩いた。

 まつりは2019年の台風19号や新型コロナ禍で中止が続き、4年ぶりの開催。行列が出発する松代城跡には、華やかな姿を一目見ようと大勢の親子連れなどが詰めかけた。

 信之役の真田家14代当主真田幸俊さんや、幕末の思想家で旧松代藩士の佐久間象山役の俳優・田中健さんらが馬に乗って登場すると、観客は手を振ったり写真を撮ったりしていた。信之が松代城に到着し入城する様子を再現した「松代城入部行列」もあった。

 歴史好きという同市昭和小学校6年の北沢知丈君(12)は「真田は大坂の陣や上田城の戦いで活躍した『日本(ひのもと)一の兵(つわもの)』。間近で勇姿を見られてよかった」と話していた。

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