富山駅北に、にぎわいを創出しようと、飲食を楽しんでもらうイベント「カフェスタ&マルシェ」が23日、駅北口駅前広場とブールバールの一部エリアで開かれた。ブールバールは新しく整備されたばかりで、大勢の人がグルメやステージを楽しんだ。
今月工事を終えたブールバールのゾーンAが完成して初めてのイベントで、駅北の企業と市でつくるブールバールエリアマネジメント富山が開いた。
県内のレストランやパン店など42店舗がブースを構え、県産の魚介類を使った丼やピザ、海外の料理など多彩なグルメを販売した。新しいエリアには大型ベンチや芝生、箱形に収納できる休憩スペース「箱ファニチャー」が設けられ、家族連れらが開放感を満喫していた。
ジャズのライブやフラメンコのステージがあったほか、FMとやまの公開録音も行われた。
富山市の会社員、森口史朗さん(56)は「広場の使い勝手が良くなった。もっと駅北でイベントをやってほしい」と話した。