「第5回現代アートとの出会い展」が26日、富山市宮尾の県民会館分館内山邸で始まり、県内在住の若手作家ら8人による絵画や立体作品などを紹介している。11月7日まで。
豪農屋敷の特徴を色濃く残す内山邸と現代アートを融合させる試みとして毎年開いている。日本画家の米田昌功(まさのり)さん(富山)がプロデュースした。
山本瑞生さん(高岡)の紙を用いた立体作品「化けの皮オカシシマス」は、嫌なものからリセットする装置をイメージしている。中坪弓子さん(富山)は鉛筆で描いた「土に這(は)う」などを出品。米田さんは神社などに見られる紙垂(しで)をイメージした切り紙細工「紙の門」を式台に飾った。北日本新聞社後援。