福井県敦賀市の中心市街地で１０月２９日、食や雑貨を販売する三つのマルシェが同時開催される。ライトアップイベントやストリートカルチャーが楽しめる催しもあり、一帯は家族連れやグループなど多くの人でにぎわいそうだ。

　敦賀商工会議所は国道８号本町交差点付近の歩行空間で「つるが旨（うま）いもんナンでもマルシェ」（午前１０時～午後４時）を開く。昨年に続き２度目の開催でカレーや和洋菓子、焼きそばなどが味わえる。３１日のハロウィーンにちなみ、テントを使った簡易お化け屋敷、仮装やハロウィーン用のメークをしてきた人にお菓子を配る企画などもある。

　神楽町１丁目商店街では「けひさんアートマルシェ」（同）が行われる。フルーツサンドや唐揚げなどの飲食、布小物や陶器といった雑貨、骨盤調整や占いなどの体験・ワークショップの６０店舗が集結する。既存店でもワゴンセールなど限定企画が実施される。

　同市本町１丁目商店街振興組合は同商店街が面した国道８号の歩行空間で「ほんいちハロウィン」（同）を開く。毎月第２土曜日に開いている「ほんいちマルシェ」を特別開催し、アクセサリーなどのブースが並ぶ。ハロウィーンの飾り付けをしたフォトスポットも設けられる。

　敦賀駅西広場公園では敦賀青年会議所が「ＷＨＡＴＳ'　ＵＰ　ＦＥＳ．」（午前１０時～午後５時）を開き、スケートボードのスクール（同市ストリートスポーツ協会のインスタグラムにダイレクトメッセージで要予約）やダンスの発表がある。気比神宮では敦賀商工会議所によるライトアップイベント「気比神宮の杜～未来へのａ・ｋａ・ｒｉ～」（午後５時～同８時、福井新聞社後援）が行われる。