黒部名水ポークを使った肉まん

黒部名水ポークを使った肉まん

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名水ポークの肉まん考案 滑川高「滑商」、新川の食アピール

北日本新聞(2022年10月29日)

■有磯海SA(上り)で販売

 富山県の滑川高校商業科の模擬株式会社「滑商」が、黒部名水ポークを使った肉まんを考案した。新川地域の食材をPRしようと、今春から計画を進めていた。29日から北陸自動車道有磯海サービスエリア(SA)上り線(滑川市栗山)のフードコートで販売する。

 有磯海SA上り線から商品開発の依頼を受け、新川地域の特産品を活用して地域活性化につなげようと、黒部名水ポークを材料に選んだ。秋から冬にかけての販売を目指し、手軽に食べてもらえる肉まんを作ることにした。同SA上り線や小桜精肉店(黒部市三日市)の協力を得て試作を進めた。

 肉まんは直径約10センチと大きめで、通常の肉まんと差別化を図るため皮をピンク色にした。具材を多めにしてボリューム感を出した。

 28日は校内で150個限定で販売。生徒らが列をつくった。滑商の副社長、栗宇陸さん(3年)は「満足感があるように具材と皮のバランスにこだわった」、社長の野口彩花さん(同)は「県外の人にも旅のお供として味わってほしい」と話した。

 価格は500円。黒部市内の道の駅などでも順次販売する予定。

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