ポーランド孤児にまつわる作品が並ぶ絵画展=11月1日、福井県敦賀市の資料館「人道の港敦賀ムゼウム」

ポーランド孤児にまつわる作品が並ぶ絵画展=11月1日、福井県敦賀市の資料館「人道の港敦賀ムゼウム」

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敦賀ムゼウム、リニューアル2年 孤児まつわる絵画展示

福井新聞(2022年11月2日)

 福井県敦賀市の資料館「人道の港敦賀ムゼウム」が11月3日、リニューアルオープンから2周年を迎える。同日からポーランド孤児にまつわる絵画展「出会い」が始まるほか、敦賀高創生部による館内ガイドなどもある。

 絵画展はポーランド・クラクフの国立日本美術・技術博物館「マンガ」の協力を得て、29日まで開催する。ポーランドの若手芸術家が孤児の史実からインスピレーションを受けて制作した絵画約100点を展示。写真を組み合わせた作品や輪になって遊んだり縄跳びをしたりする様子を白黒で表した水彩画、日の丸の中に孤児を描いた作品などが並ぶ。

 3日は2周年を記念して入館無料。小学生以下先着100人はカプセル玩具販売機「ガチャガチャ」が無料で、敦賀に逃れてきたユダヤ難民に少年がリンゴを配ったエピソードにちなみ、リンゴ柄のタオルなどが当たる。

 創生部による館内ガイドは同日午前9時50分と同10時50分から。午後2時からは同市のピアニスト堂田展江さんによるコンサートがある。

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