五平餅を焼き上げる姫野さん

五平餅を焼き上げる姫野さん

富山県 高岡・氷見・射水 特産

地元食材の五平餅どうぞ 高岡の空き家改修し来春開店

北日本新聞(2022年11月21日)

 富山県産のエゴマのたれを使った五平餅を出張販売している姫野裕子さん(55)=高岡市=は来春をめどに、同市須田の空き家を改修して店舗を構える。古民家再生の仕事もしている姫野さんは「近所の人が集う場にもしていきたい」と意気込む。

 出店準備をしている場所は姫野さんの近所で、空き家の持ち主に敷地にある離れの活用を申し出た。市のクラウドファンディング型ふるさと納税で資金を募ってキッチンを整え、飲食スペースやいろりなども設ける計画だ。

 姫野さんはことし4月から月2回、「楽(たのし)ya(や)」の店名で市内外に出向き「えごま味噌(みそ)の五平餅」を販売している。作り方は岐阜県高山市の店主から教わった。エゴマとみそのたれで味わう五平餅の存在を知ったのは7年ほど前。この店主の人柄がにじみ出たような、素朴な味わいに魅せられ、何度も食べるうちに「自分でも作れたら」と思うようになったという。

 材料は高岡市福岡町赤丸地区で栽培されたエゴマと赤丸米を使っている。20日は同市の「道の駅万葉の里高岡」で、夫の亜希夫さん(55)や友人に手伝ってもらい販売した。炭火で焼き上げ、ふっくらとした食感とエゴマの香りが楽しめる。

 姫野さんは「地元の食材を使ったエゴマたっぷりの五平餅のおいしさを広めたい」と話した。

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