福井県越前町小曽原の福井村田製作所宮崎工場(本社越前市)が今年初めて、同町の越前陶芸村内にイルミネーションの飾り付けを行った。その点灯式が11月23日、芝生広場前であり、家族連れらが色とりどりの電飾に見入っていた。
同工場は地元住民にクリスマス気分を味わってもらおうと、2014年から敷地内でイルミネーションを展開してきた。
今年はより多くの人に見てもらおうと、県陶芸館で開かれている越前焼の間接照明4千個を並べるイベント「陶あかり」とコラボレーション。「murata イルミネーションロード」と題し、イベント会場までの約200メートルの道沿いの木々に赤や緑色の発光ダイオードを飾り付け、ツリー形モニュメントも設置。芝生広場前には青と白に光る高さ約7メートルのツリーを設けた。
点灯式には地元住民や関係者など約200人が参加。同工場の野路岳工場長の合図で一斉点灯すると、「すごいきれい」などと大きな歓声が上がった。同工場のイルミネーションは来年1月29日まで。