射水産の食材を組み合わせたパエリアを手にする後藤さん(右)と濱名さん。弁当にして期間限定で販売する

射水産の食材を組み合わせたパエリアを手にする後藤さん(右)と濱名さん。弁当にして期間限定で販売する

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射水食材、たっぷりの弁当 調理専門学校生考案 1日から週替わり販売

北日本新聞(2022年12月1日)

 若手農家でつくる「アグリプラス」(射水市川口・新湊)で研修している大阪あべの辻調理師専門学校(大阪市)の2年生2人が、射水産の食材をふんだんに使った弁当を考案し、1日から期間限定で販売する。第1弾は野菜や新鮮な海の幸を生かしたパエリアで、2人は「おいしくできた」と自信たっぷりに話す。弁当は今月、週替わりで提供する。

 弁当を考案したのは、大阪あべの辻調理師専門学校の高度調理技術マネジメント学科で学ぶ後藤良輔さん(19)と濱名伊織さん(19)。21日から同校のキャリア形成実習で射水市を訪れている。

 アグリプラスは昨年設立された農業会社で、射水市内で白ネギを生産している高木謙太郎さん(34)が代表を務める。2人は高木さんの元でネギやブロッコリー、カボチャなどの収穫を手伝い、射水の食材に理解を深めてきた。濱名さんは「一から作る大変さを学んだ。射水の食材はどれもおいしい」と話す。

 アグリプラスから射水の食材をうまく組み合わせたメニュー考案の依頼を受け、新湊漁港に水揚げされたエビやイカ、自身が収穫に携わったブロッコリーなどでパエリアに仕上げた。弁当にして1~3日、クロスベイ新湊で販売する。1個900円で、各日30個用意する。

 30日はクロスベイ新湊で弁当のお披露目があった。後藤さんは「おいしく食べてもらえるよう工夫した。ぜひ味わってほしい」と話している。

 週替わり弁当は今月8~10日、15、16日、22~24日にそれぞれ販売する。

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