勝山の名物や名所がデザインされたのれん=福井県勝山市の道の駅「恐竜渓谷かつやま」

勝山の名物や名所がデザインされたのれん=福井県勝山市の道の駅「恐竜渓谷かつやま」

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勝山市の名所をのれんに 道の駅「恐竜渓谷かつやま」設置

福井新聞(2022年12月7日)

 福井県勝山市の道の駅「恐竜渓谷かつやま」に、地元の名所や産品がデザインされたのれんが設置されている。勝山のPRと営業周知、インスタ映えスポットづくりの一石"三"鳥を狙っており、同駅では「より多くの人たちに来場してもらえたら」としている。

 のれんは県観光連盟の補助を活用し5種類製作。恐竜、越前大仏、アユ、勝山水菜、サトイモと勝山らしさを前面に打ち出した。駅を運営する市観光まちづくり会社の今井さんは「恐竜と越前大仏は常時設置し、残る3種類は季節に応じて掲げたい」と説明。10月末に建物の軒先にサトイモののれんを設置し、その後恐竜と越前大仏ののれんも展示した。

 「店舗が営業しているか分かりにくい」との利用者の声があり設置を決めた。「電飾なども考えたが、勝山のPRもしようとオリジナルののれんにした」と今井さん。越前大仏ののれんは顔出しパネルのようになっており、大仏になりきって写真の撮影を可能とするなど、インスタ映えも意識した。

 道の駅はオープン3年目に入り、今井さんは「のれん単体でもPRし、撮影スポットとして周知できれば」と話す。さらに「地元農家とコラボした商品開発や、北陸新幹線県内延伸を見据えた土産開発などにも取り組んでいきたい」とさらなる魅力向上を目指す構えだ。

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