高岡商工会議所は、富山県高岡市の雨晴海岸から海越しに見える雄大な立山連峰の眺望をあしらった2023年版カレンダーを作った。カレンダー連動企画としてインスタグラムのフォトコンテストを行い、撮影者がすてきだと思う雨晴海岸の写真を募る。
カレンダーは08年版から毎年製作しており、A1判で9千枚を印刷した。白波が立つ海岸から、女岩(めいわ)の向こうに雪化粧した立山連峰を望む写真を大きく掲載。雄山や剱岳、鷲岳、毛勝山などの位置を標高と共に紹介している。
約3100の会員事業所や、東京などの県関係事業所に配布するほか、同商議所で1枚500円で販売している。
フォトコンテストは、23年12月末締め切りで、最優秀賞(1点)と優秀賞(2点)、入賞(5点)を選び、特産品詰め合わせを贈る。上位3点は投稿者の写真を使ったオリジナルカレンダーも賞品とする。
同商議所商工観光課は「国宝になった勝興寺を訪れる際は、雨晴海岸にも足を運び絶景を撮影してほしい」と話している。