南砺産のヤマブドウワインをPRする「医王の恵み」の山本理事(左から2人目)ら関係者

南砺産のヤマブドウワインをPRする「医王の恵み」の山本理事(左から2人目)ら関係者

富山県 砺波・南砺・五箇山

南砺産ヤマブドウワイン完成 16日発売、「まろやかな味わい」

北日本新聞(2022年12月16日)

 今シーズン収穫された南砺産ヤマブドウを使ったワイン「アッタラモンニ」が完成した。16日の販売開始を前に、関係者が15日、市役所で田中幹夫市長に出来栄えを報告した。

 南砺市西太美地区(福光)の農事組合法人「医王の恵み」(堀郁夫代表理事)が7年前から、耕作放棄地を整備してヤマブドウを栽培。今年は約1300キロを収穫した。

 5年目になるワイン製造は、福井県のワイナリーに委託し、約千本を醸造。同地区の土蔵で1年間熟成させたプレミアムワイン300本もできた。

 同法人の山本隆一理事やワイン醸造を応援する「医王の恵み友の会」の川辺邦明会長らが市役所を訪問。川辺会長は「こくがありまろやかな味わいに仕上がった」と話した。

 ワインは1本3630円。南砺市の嶋や酒店など県内6カ所で取り扱う。

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