小松市の大倉岳高原スキー場で17日、安全祈願祭とオープン式が行われ、関係者約30人が今シーズンの無事故とにぎわいを願った。
地元尾小屋町にある白山神社の古曽部正夫宮司がゲレンデを清め、出席者が玉串をささげた。式では宮橋勝栄市長があいさつ、吉本慎太郎市議会議長、新田猛市スキー協会副会長が祝辞を述べた。
同スキー場管理事務所によると、営業開始にはロッジ前で約50センチの積雪が必要で、谷口宏文所長はうっすらと雪で覆われたゲレンデを前に降雪に期待を込めた。
今季は滑走中についてはマスク着用を呼び掛けない。発券から4時間使える「4時間券」を新たに取り扱い、来季の発光ダイオード(LED)照明導入に向けて準備を進める。
昨季は12月29日にオープンし、来場者数は5万3842人だった。