シーズン中の安全を祈願した神事=12月20日、福井県大野市角野の九頭竜スキー場

シーズン中の安全を祈願した神事=12月20日、福井県大野市角野の九頭竜スキー場

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九頭竜スキー場25日オープンへ 福井県大野市、降雪と安全祈願 もう一降り期待

福井新聞(2022年12月21日)

 福井県大野市の九頭竜スキー場で12月20日、安全祈願祭が営まれ、関係者がシーズン中の無事故と安定した降雪を祈った。25日に営業を始める予定。

 石山志保市長や指定管理者の森山観光の三輪欣也社長、市観光協会、県スキー連盟などの関係者約20人が出席し神事を行った。三輪社長はあいさつで、12年間無事故を継続したとして国土交通省中部運輸局から10月に表彰を受けたことを紹介し「すべての来場者が安全に楽しんで帰っていただけるよう、スタッフ一丸となって無事故無災害に努めたい」と述べた。

 ゲレンデには60センチ以上の積雪があり、ゲレンデ下部は圧雪し約20センチの下地ができ、あと一降りで滑走可能という。

 同スキー場は7コースあり最長滑走距離は千メートル。家族連れに人気があり、多くの小中学生がスキー授業で訪れる。リフト料金は据え置きにしたほか、県の補助で、平日の1日リフト券は来場者全員が半額となる。今季の来場者は昨季より3千人多い1万5千人を目標にしている。

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