献上する越前水仙を箱詰めする青柳町長(左から2人目)ら=12月21日、福井県越前町血ケ平の越前岬水仙ランド

献上する越前水仙を箱詰めする青柳町長(左から2人目)ら=12月21日、福井県越前町血ケ平の越前岬水仙ランド

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越前水仙、常陸宮家へ 越前町で発送式 最高規格150本

福井新聞(2022年12月22日)

 常陸宮家に献上する越前水仙の発送式が12月21日、福井県越前町血ケ平の越前岬水仙ランド「水仙の館」で行われた。町内の水仙農家が丹精込めた切り花150本が22日に届けられる。

 発送式には町関係者ら約30人が出席し、青柳良彦町長は「香り高い越前水仙を献上でき、うれしく思う」とあいさつ。青柳町長、県丹南農林総合事務所の小堀健司所長、JA福井県の寺井敏高代表理事副組合長の3人が、長さ40~50センチで4枚葉の最高規格の水仙を1本ずつ丁寧に確認し、箱詰めした。切り花のほか、越前焼の鉢植え1鉢、プランター6鉢も贈る。

 越前水仙の献上は1990年に常陸宮家ご夫婦が来福された際、越前水仙がお好きであると話題になり始まった。越前町、福井市、南越前町が毎年持ち回りで献上しており、今年で33回目。

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