4月から改修のため休館していた高岡おとぎの森公園(高岡市佐野)のシンボル施設「おとぎの森館」が24日、再開した。外壁や内装を修繕し、館内に新たに幼児用遊具を備えたキッズルームを設けた。この日は早速、親子連れが楽しんでいた。
おとぎの森館は地上3階、地下1階。1996年にオープンして以来、大規模改修は今回が初めてになる。外壁工事や内壁の塗装の塗り直し、ガラス屋根の飛散防止フィルムの張り替え、遮光ネットの新調などを行った。
キッズルームには遊具を設置したほか、「浦島太郎」や「ジャックと豆の木」といった世界の童話をモニターで放映している。同公園にまつわるクイズなどが楽しめるタッチパネルも設けた。アトリウムガーデンには、自由に弾けるストリートピアノを置いた。
家族で訪れた同市木津の干高颯真君(8)は「たくさん遊べて楽しい」と笑顔を見せた。