段ボールで手作りした中央図書館の「ガチャガチャ」と、プレゼントする雑誌の付録

段ボールで手作りした中央図書館の「ガチャガチャ」と、プレゼントする雑誌の付録

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南砺の5図書館で「ガチャ福引」 1月4日、雑誌付録プレゼント

北日本新聞(2022年12月30日)

 図書館で「ガチャ福引」―。南砺市立の図書館5館が利用者への感謝の気持ちを込め、年末年始の休館明けの来年1月4日、「新春福引」として図書館で購入した雑誌の付録をプレゼントする。本や雑誌、DVDなどを借りた利用者にカプセルが入った「ガチャガチャ」を回してもらい、当たりが出るとその場で付録のバッグやペンケースなどを贈る。

 付録のプレゼントは2012年に始まった。最初の年は福引抽選で、2年目から応募方式を採用。しかし、応募して当選したのに受け取りに来ないケースがあったことから、今回からその場でプレゼントする「ガチャ福引」にする。

 各館のガチャガチャはいずれも手作り。中央図書館(福光)では司書の加藤未来さんが同館の蔵書「ダンボールで作るおもしろ自動販売機」を参考に製作した。「当たり」の紙が入ったカプセルは、子ども用と大人用それぞれ61個ずつ用意。当たりの付録の中にはバッグ以外にもアウトドア用のフライパンやレジャーシートなどがあるという。

 残る4館でもそれぞれ24~50個の当たりを用意する。当たりの確率は各館によって違い、外れても粗品を贈る。中央図書館の武島朗子館長は「新春から図書館を利用してもらい、少しでも楽しい気持ちになってもらいたい」と話している。

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