卯年にちなんだ作品などが並ぶ「えとの現代書展」=1月4日、福井県鯖江市まなべの館

卯年にちなんだ作品などが並ぶ「えとの現代書展」=1月4日、福井県鯖江市まなべの館

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干支ちなんだ書、躍動 鯖江・まなべの館で9日まで

福井新聞(2023年1月6日)

 干支(えと)をテーマにした書の作品展「えとの現代書-書の在處(ありか)」(福井新聞社後援)が1月4日、福井県鯖江市まなべの館で始まった。躍動感あふれる「卯(う)年」のウサギをはじめ、書の可能性を追求した独創的な約50作品が並ぶ。9日まで。

 同市の現代書グループ「未在社」が主催。卯年生まれの年男という山本大廣代表(83)をはじめ、40~90代の会員ら9人が作品を寄せた。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となり、今年の干支「卯」に加え、発表できずにいた子(ね)、丑(うし)、寅(とら)の作品も合わせて展示している。
 横2・7メートル、縦1・2メートルの紙に書いたウサギは、力強く大胆な筆の運びが伝わってくる大作。ウサギの耳をイメージした切り紙に墨を塗り重ねた作品や、甲骨文字になぞらえたトラの造形作品なども並び、来場者の目を引いている。

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