３月末から東京ビッグサイト（東京都江東区）で開かれる格闘ゲームの国際大会「ＥＶＯ　Ｊａｐａｎ（エヴォ・ジャパン）２０２３」のプレイベントが８日、射水市本町のクロスベイ新湊で開かれた。地方都市では射水が唯一の開催地で、北信越５県や関東、関西などから集まった約１２０人が「鉄拳７」など３種類のゲームで熱戦を繰り広げた。

　プレイベントは県ｅスポーツ連合や射水市などでつくる実行委員会が開催。ｅスポーツイベント運営会社のＺＯＲＧＥ（ゾルゲ、高岡市御旅屋町、堺谷陽平社長）が主管し、「ＥＶＯ　Ｊａｐａｎ　ＣＨＡＬＬＥＮＧＥ　２０２３　ｉｎ　ＴＯＹＡＭＡ」と銘打って行った。

　プレーヤー同士で対戦するゲームの「鉄拳７」「ＧＵＩＬＴＹ　ＧＥＡＲ－ＳＴＲＩＶＥ－」、「ストリートファイターＶ　チャンピオンエディション」で競った。それぞれ予選の後、１６強や８強による決勝トーナメントを行った。

　各ゲームで北信越の最上位者には「ＥＶＯ　Ｊａｐａｎ　２０２３」に出場するための宿泊、交通費が贈られた。会場には見学者も大勢訪れ、開会式で夏野元志市長があいさつした。

　ＥＶＯは「エボリューション・チャンピオンシップ・シリーズ」の略称で、米国で前身を含め約３０年前から開かれてきた世界最大級の格闘ゲームトーナメント。もう一つの世界大会が「ＥＶＯ　Ｊａｐａｎ」で、東京開催は新型コロナウイルスの影響で３年ぶりとなり、３月３１日から３日間開かれる。