輪島市の総持寺通り協同組合のイベント「總持寺通り商店街 ARアートギャラリー」は15日、同市門前町の同商店街で始まった。各店の軒先などで商品や軽食を並べる「門前マルシェ」(北國新聞社後援)も開かれ、来場者は拡張現実(AR)のアートに触れながらそぞろ歩きを楽しんだ。
アートギャラリーは専用アプリを使って計7カ所の地点でQRコードを読み込むと、曹洞宗大本山總持寺祖院ゆかりの七観音のキャラクターなどが画面上に出現する仕組み。ゆるキャラ「もんちゃん」と一緒にスマホに収まった横浜市から帰省中の高校3年生貝田明日美さんは「かわいらしくて面白い。他の地点も回りたい」と笑顔で話した。
観音様のイラストと門前町らしい街並みを組み合わせたデジタルアートがもらえるキャンペーンも始まった。29日まで。キックオフイベントとして開かれた門前マルシェでは、餅つき大会も行われた。