明治から昭和初期の作品が並ぶ企画展

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ろう型鋳造の作品ずらり 富山大、企画展で所蔵30点展示

北日本新聞(2023年1月18日)

 富山大芸術文化学部が所蔵するコレクションを紹介する企画展「高岡と日本近代の蠟(ろう)型鋳造展」が、高岡市二上町の高岡キャンパスで開かれている。明治期から昭和初期までの青銅花器やろう原型など約30点を展示している。26日まで。

 富山大が富山市出身の華道家、大郷理明(おおごうりめい)さんから寄贈を受けた銅花器コレクション「大郷コレクション」を中心に並べた。ろう型鋳造の手法が駆使された作品のほか、スッポンやカエルといった生き物を細やかに表現した作品など多彩な花器がそろう。

 高岡市の「須賀松園工房」に残されていた二代須賀松園のろう原型も同市内では初めて公開され、近代ろう型鋳造の発展を支えた技の一端を知ることができる。

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