●6部門104点ずらり
第41回白山市松任美術展(北國新聞社後援)は21日、市民工房うるわしで3年ぶりに始まった。日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真の6部門に、松任美術協会員や一般市民らの力作104点が出品され、来場者が多彩な芸術を楽しんだ。
最高賞6点のうち、北國新聞社社長賞を受けた岩田朋恵さんの日本画「麒凛」は、力強い構図と独特の鮮やかな色彩で動物のキリンを巧みに描き出し、来場者の目を引いた。
美術展はコロナ禍などの影響で、2019年度を最後に開かれていなかった。梅本益男会長は「年末の忙しい中、皆さんが素晴らしい作品を仕上げてくれたおかげで開催できた」と感謝した。29日まで。