立待地区区長会が作製したガイドブック「見聞録 近松の里たちまち」

立待地区区長会が作製したガイドブック「見聞録 近松の里たちまち」

福井県 鯖江・武生・越前海岸 その他

近松門左衛門生誕地の立待地区巡って 福井県鯖江市、地区区長会がガイド本

福井新聞(2023年1月26日)

 福井県鯖江市立待地区区長会は、市内外の多くの人に地域の名所旧跡を歩いて巡ってもらおうと、ガイドブック「見聞録 近松の里たちまち」を作製した。見どころや文化財をまち歩きマップにまとめ、写真などで分かりやすく紹介している。

 立待地区は江戸時代の浄瑠璃作家、近松門左衛門の生誕地として知られる。福井藩の支藩・吉江藩も置かれ、城下町の面影を伝える道や建造物も残る。

 ガイドブックはB5判12ページ。マップには近松の辞世碑がある記念碑公園(杉本町)、吉江藩館から移築された国登録有形文化財の西光寺表門(同)、4メートル超の大杉や笏谷石の墓石群が残る春慶寺(米岡町)など16カ所の散策スポットを掲載。文献などからまとめた解説文も付けた。

 県と市の指定文化財も網羅し、写真を添えて解説。カタクリやフタバアオイ、ツバキなど地区を彩る草花の見頃や観賞スポットも紹介している。

 5千部を製作。地区内の全戸に配布したほか、立待公民館などで無料配布している。問い合わせは同公民館=電話0778(51)3376。

えきねっと びゅう国内ツアー

鯖江・武生・越前海岸 ニュース