高岡市の伏木曳山(ひきやま)祭実行委員会(針山健史会長)は、全7町の山車(やま)を描いたポストカードを作り、伏木地区5カ所で取り扱いを始めた。新たな土産品として通年販売する。
伏木コミュニティセンターに十七軒町の山車が展示されており、他の山車も知ってほしいと、実行委員会役員の井上人士也さんが市内の女性にイラスト制作を依頼。完成したイラストを今月下旬に展示するとともに、絵はがきにして同祭をPRすることにした。
水彩の柔らかいタッチで描いた7基と、全基が並ぶデザインの計8種類。伏木駅観光案内所や伏木北前船資料館などで、8枚セットを500円で販売する。
針山会長は「観光客や子どもたちに親しんでもらえたらいい」と話した。
29日は十七軒町曳山保存会の総会が同センターであり、総代に安田勇さんを選んだ。