大会で使う木ぞりに乗ってみせる吉崎さん=飯綱高原づなっち広場

大会で使う木ぞりに乗ってみせる吉崎さん=飯綱高原づなっち広場

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木ぞりで滑ろう! 11日に飯綱高原で小中学生向け大会 長野市の元リュージュ選手が企画

信濃毎日新聞(2023年2月3日)

 長野市の元リュージュ選手吉崎雄貴さん(43)が代表理事を務める「日本木ゾリ協会」は11日、小中学生を対象にした「日本ジュニア木ゾリ選手権」を、同市飯綱高原の雪遊び広場「飯綱高原づなっち広場」で初めて開く。子どもたちに木ぞりの魅力を知ってもらい、リュージュなどのそり競技の普及につなげる狙いだ。吉崎さんは「そりで滑る楽しさを体感してほしい」と参加を呼びかけている。

 協会は2021年に、年代を問わない木ぞりの大会を開催。小学生から70代までの42人が参加した。この大会は1人ずつ滑ってタイムを競う方式だったが、今回は見る側もより楽しめるようにと、5人が一斉にスタートして競う方式にする。滑る距離は70メートルほどで、イタリアなどから輸入した木ぞりを使う。小学生の低学年と高学年、中学生の3部門を用意し、それぞれ男女別で争う。

 リュージュの全日本選手権で3位に入賞した実績もある吉崎さんは神戸市出身。10年に練習環境を求めて、国内唯一のそり競技施設「スパイラル」がある長野市に移り住んだ。協会は、フランス語で木ぞりを意味するリュージュの普及などを目指し21年に設立した。吉崎さんは「木ぞりからリュージュなどの楽しさに目覚める人を増やし、将来のオリンピック選手を生み出したい」と意気込んでいる。

 参加費は木ぞりの使用料、傷害保険代など込みで小学生1500円、中学生2千円。募集人数は各部門50人ほど。協会のホームページなどから8日までに申し込む。協賛企業も募集している。問い合わせは吉崎さん(電話090・5167・4512)へ。

詳細情報

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信濃毎日新聞デジタル https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023020300049
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