初のコンサートに向け、練習に励む団員

初のコンサートに向け、練習に励む団員

富山県 高岡・氷見・射水 祭り・催し

地球に感謝 歌声届け 氷見の児童合唱団、25日に結成後初舞台

北日本新聞(2023年2月12日)

 富山県氷見市で活動していた二つの児童合唱団が統合し、昨年春に結成された「翼-Tsubasa」は25日、市芸術文化館で初のコンサートを開く。温暖化が世界の課題になっており、地球への感謝の気持ちを伝える歌を中心に11曲を披露する。11日は本番に向け、団員が練習に励んだ。

 団員は氷見市を中心にした小学1~6年の約40人。結成後は「氷見第九」市民演奏会などのイベントに出演してきた。

 今回、市のエネルギー関連事業を受託し、再生可能エネルギー活用などを啓発する法人から、互いに協力してコンサートを開くことを持ち掛けられた。これまで合唱団は「地球の仲間」や「おがわのマーチ」といった環境や生き物にちなんな曲を披露していることもあり、公演のテーマを「地球に伝えたい 『ありがとう』のうた」に決めた。

 11日は団員約35人が、保護者と一緒に披露する「あおいあおい」などを練習した。指導者の礒島由佳子さんが「人間だけでなく生き物や植物と一緒に暮らしている。全てに感謝を込めたコンサートにしたい。きれいな声でお客さんに届けよう」と呼びかけた。池田麻希さん(比美乃江小6年)は「指導を受けてきたことを意識し、思い切り歌いたい」と抱負を語った。

 市主催で25日午後1時半開演。会場には、太陽光で蓄電した電気自動車から送電して点灯させるイルミネーションや環境啓発ポスターが展示される。入場無料。

えきねっと びゅう国内ツアー

高岡・氷見・射水 ニュース

高岡・氷見・射水
イベント

高岡・氷見・射水
スポット