外国人旅行客向けの文化体験ツアーを充実させようと、県と県観光連盟は22日、輪島市内などで旅行会社の担当者を招いた視察旅行を行い、9人が輪島塗の工房見学や座禅などを体験した。
参加者は輪島市の木地・漆器工房「輪島キリモト」を訪れたほか、總持寺祖院で禅文化に触れるなどした。2泊3日の日程で、23、24日は能登、加賀地域で茶道や工房見学などを体験する。
県内では、観光団体や工芸事業者が奥能登のアート周遊ツアーや輪島塗、九谷焼の工房の見学など体験型観光コンテンツの造成を進めており、今回の視察を通して専門家からアドバイスを受け、磨き上げを図る。