県こどもみらい館は、25日からイベント「ダンボールランド」を射水市黒河(小杉)の同館で開く。パッケージメーカーのサクラパックス(富山市)が寄贈した段ボール製の大きな飛び出す絵本のほか、体を動かして遊べる遊具をそろえ、子どもたちに楽しんでもらう。4月9日まで。
飛び出す絵本は見開きで縦1・4メートル、横2メートル。かぐや姫を題材に3ページにわたって展開し、ページをめくるごとに登場人物が高さ最大1・1メートルの立体になる仕掛けになっている。同社が設計開発した。
2月に同館で寄贈式があり、橋本淳社長が「多くの子どもに見てもらい、段ボールの面白さや楽しさを感じてほしい」と話した。
イベントではこの他、同館スタッフが段ボールで制作した迷路や滑り台、シーソー、積み木などの遊具を用意している。