冬の間休止していた県庁前公園の花時計の始動式が3日、同所で開かれ、子どもたちが考案した新しいデザインで再び時を刻み始めた。花時計はことしで設置40周年の節目を迎えた。
デザインは県などが毎年公募し、今回は1893点が寄せられた。最優秀賞に富山市堀川小学校3年の石田結優さんの「かぜのなかのチューリップ」が輝き、優秀賞に4点が選ばれた。
5月中旬までは石田さんの作品を採用。その後は約2カ月ごとに花を入れ替え、優秀賞の四つのデザインを紹介する。花時計は12月まで稼働する予定という。
始動式で入賞者の5人は、正午に合わせて花時計を動かすスイッチを押した。