ライトアップされた恐竜のオブジェ

ライトアップされた恐竜のオブジェ

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恐竜オブジェがお出迎え 福井県、中部縦貫道勝山IC近く

福井新聞(2023年4月6日)

 福井県勝山市の中部縦貫自動車道勝山インターチェンジ東側斜面に、勝山市が設置を進めていた大型の恐竜オブジェが完成した。4月1日からは夜間のライトアップが始まり、日没から午後10時まで毎日実施する。市商工文化課は「『恐竜のまち勝山』に訪れたことが一目で分かるランドマーク。ワクワク感を高めてもらえると思う」と誘客効果を期待する。

 オブジェは土台部分を除き金属製で高さ、幅各9メートル。中央部をくりぬき格子を入れ、首の長い恐竜を表現した。当初は白黒のモノトーンの色合いとする予定だったが、視認性を高めるため赤みがかった模様にした。デザイン、施工はエコ環境プロジェクト(福井市)が担った。

 ライトアップはオブジェの裏側から照らし、くりぬいた部分から光が漏れて恐竜が浮かび上がるように見える効果を狙った。事業費は2996万円で県の補助を活用。また市の負担の一部にはクラウドファンディングで募った165万円を充てた。寄付者には返礼用の特製Tシャツなどを贈った。

 オブジェは同自動車道の福井方面からの来訪時は見えるが、大野方面からは視認できない。市は今後、2026年春の同自動車道県内全線開通を見据え大野側から見えるランドマーク設置も検討する。

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