長野市信州新町の「道の駅信州新町」で、早くも山菜が豊富に並んでいる。例年より2週間ほど早く入荷。11日も道の駅を訪れた買い物客は「もう出ているの」と驚きながら品定めしていた。
この日午前はタラノメ、ノビル、コゴミ、セリ、山フキなど10種類以上。道の駅運営会社の高山隼さん(39)は「今の時季にこれほどの種類と量がそろうのはこれまでにない」。特に驚いたのは地元産のモウソウチクで、例年5月中旬に売り場に並ぶが、今年は立派な大きさのものが数日前から入荷し、この日は開店早々に売り切れたという。
タラノメやコゴミなどを購入した地元の女性(70)は毎年親戚に贈っているといい、「いつもは20日過ぎごろに買うのに。たまたま来たらもう出ていてびっくりです」。