2019年の祭りで引き回された大行燈

2019年の祭りで引き回された大行燈

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となみ夜高まつり4年ぶり完全復活 6月開催、大行燈全16基参加

北日本新聞(2023年4月14日)

 富山県砺波市の砺波夜高振興会(堀田隆会長)は13日、砺波商工会議所会館で総会を開き、6月9、10の両日に行われる「となみ夜高まつり」について、今年は4年ぶりに通常通り開催することを決めた。極彩色の大行燈(あんどん)全16基が砺波地方の夜高祭りの大トリを飾る。

 となみ夜高まつりは、6月に市中心部の出町地区で毎年開催してきたが、新型コロナウイルス感染対策のため、2020年、21年は中止に。22年は大行燈3基のみの引き回しと突き合わせなど規模を縮小して開催した。

 今年はコロナ禍前と同じ大行燈16基と、小行燈2基が参加する。初日に大行燈の引き回しと出来栄えを競うコンクールを行い、2日目に大行燈をぶつけ合う「突き合わせ」を実施する。

 総会では、常任理事会に代わり、夜高運営委員会を新たに設立したことなどを報告。同委員には大行燈を出す16町内から1人ずつを選出した。堀田会長は「鮮やかな夜高の復活の年にしたい」とあいさつした。

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