砺波市美術館の収蔵作品を展示する「コレクションから-砺波の散居-展」が22日、同美術館市民ギャラリーで始まった。砺波の散居村をテーマに創作された作品48点が並ぶ。5月5日まで。
となみチューリップフェアを訪れる全国の人たちに砺波の魅力を紹介しようと企画し、会期も同フェアと同じにした。フェア入場者は無料観覧できる。
同市出身のグラフィックデザイナー、故五島通弘さんが散居村の風景や暮らし、文化などを撮影した写真40点のほか、高岡市で活躍した版画家の故佐竹清さんの木版画7点、南砺市出身の工芸作家、故横山玉抱さんの漆パネル1点を展示した。佐竹さん、横山さんの作品は今年3月に収蔵品に加わったばかりで、訪れた人たちが興味深く見入っていた。