七尾市の和倉温泉お祭り会館では1日、イベント「木遣(きや)り衆になりきろう」が行われ、来場者が館内で展示されているでか山に上って一足早く祭り気分を楽しんだ。
同館では山町の一つ、魚町のでか山をモデルにした実物大の1台が常時展示されているが、普段は上がることができない。来場者は地上から2・4メートル付近にせり出した木遣り台に乗り、祭り道具「ざい」や扇子を振って声を合わせた。
でか山の内部に入ってジャングルジムのような木組みをよじ上る「でか山探検」もあった。いずれも3日まで。
3~5日にはゴーグル着用で祭りを疑似体験できる「青柏祭VR(仮想現実)体験」やクイズの催しがある。