結成10年を記念して制作された招き猫「ゆっきー」=能美市九谷焼美術館

結成10年を記念して制作された招き猫「ゆっきー」=能美市九谷焼美術館

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虹色ゆっきー盛り上げ 能美で招き猫新作

北國新聞(2023年5月3日)

 能美市出身の女性九谷焼作家らでつくる「やまぼうしレディース(YBL)」は結成10年を記念し、虹色の九谷焼の招き猫「ゆっきー」を制作した。九谷五彩の色合いを生かし、伝統産業の明るい未来をイメージした華やかな装いに仕上げた。3~5日の九谷茶碗まつりに披露し、業界の盛り上げに一役買う。

 「NIJI色ゆっきー」と名付け、前髪が虹色で金のちょうネクタイでドレスアップした「ゆきお」、虹色スカートに花柄の冠をかぶった「ゆっきー」となる。高さは6センチ。各30個限定で1個5千円(税込み)。

 同市泉台町の九谷陶芸村内の取扱店舗やインターネットで販売する。受注生産にも対応する。田中洋栄代表(54)とメンバーの加藤文季子さん(49)は「カラフルなゆっきーを飾ってもらい、明るくハッピーな気分になってほしい」と話した。
 
 YBLは3~14日、市九谷焼美術館「五彩館」で、歴代の試作品から選抜したゆっきー約20種の人気投票(北國新聞社後援)を実施する。五彩館に展示して上位3位までの投票者の中から抽選で試作品を贈る。

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