志賀町直海(のうみ)の「せせらぎ自然公園」で、大小のこいのぼり約100本を掲げる「鯉(こい)流し」が行われており、春風にそよぐ姿が家族連れらを楽しませている。
東日本大震災の被災地復興を願い、2011年に復活した鯉流しは現在、地元の青年団員らでつくる「切偲(せっし)の会」と上熊野公民館が共同で開催している。
こいのぼりの傷みが激しいことを紹介した本紙報道を機に、町内外から22本が寄贈され、新たに仲間入りした。ポール7本も寄せられ、公民館主事の坂尻寿彦さんは「皆さんの思いを大切にして今後も続けたい」と話した。14日まで。