大浦製材所に搬入されたクスの原木

大浦製材所に搬入されたクスの原木

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彫刻の原木が到着 いなみ国際木彫刻キャンプ8月開催

北日本新聞(2023年5月9日)

 8月に行われる「南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ2023」に向け、キャンプで使用する彫刻の原木が8日、同市井波の大浦製材所に到着した。

 宮崎県から九州産のクスの原木16本をトラックで搬入した。原木の長さは約2~4メートル。今後は同製材所に保管し、長さ約1・8メートル、直径約0・5メートルの丸太に加工する。

 キャンプは同市や県芸術文化協会、北日本新聞社などでつくる実行委員会が1991年から4年ごとに開き、9回目。8月18~30日の13日間、ドイツやブラジルなど9カ国の作家11人のほか、今回から設けたチャレンジ枠の金沢美術工芸大学生2人、井波彫刻協同組合、井波美術協会の2グループが計15作品を公開制作する。

 同市ブランド戦略部文化・世界遺産課の三角和宏いなみ国際木彫刻キャンプ係長は「キャンプでは丸太が作品になるまでの過程も楽しんでほしい」と話した。

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