7月に運航を再開するタイガーエア台湾の機材=2018年、小松空港

7月に運航を再開するタイガーエア台湾の機材=2018年、小松空港

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7月から最多週9便に 小松空港の台北便

北國新聞(2023年5月18日)

 小松空港の台北便が7月から、週9便運航となることが17日分かった。格安航空会社(LCC)タイガーエア台湾が7月2日から週2便の運航を再開する予定で、4月に復便したエバー航空の1日1便と合わせると、同路線としては過去最多の本数に増える。新型コロナ禍が落ち着き、訪日需要が復調しているためで、タイガーの運航は3年ぶりとなる。

 タイガーの運航は木曜と日曜で、180人乗りの機材を使用する。ダイヤは、台北を現地時間で午後0時10分に出発し、同4時5分に小松に到着する。折り返しは小松を同4時55分にたち、同7時10分に台北に着く。

 運航する曜日と機材は運休前と同じで、ダイヤは10~30分遅くなる。

 コロナ禍前はタイガーが週2便、エバーが週5便で、両社合わせてデーリー運航の体制となっており、台北便の利用者数は2018年度に過去最多の12万人を記録した。

 両社とも感染拡大を受けて20年3月から運休していたが、エバーは一足先に今年4月から週7便で運航を再開。同社単独では08年の就航以来3度目、およそ6年ぶりのデーリー運航を行っている。

 タイガーの再開を巡っては、馳浩知事が4月に訪台した際、台湾政庁交通部幹部が、同社が7月から週2便で運航する計画があるとの情報を伝えていた。

 このほかの小松発着の国際線は、大韓航空のソウル便、中国東方航空の上海便がいずれも運休を続けており、現時点で再開の見通しは立っていない。

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